色について 色とは、視覚を通して感じられる感覚の一種で、光が目に入ることで受けた刺激を知覚した結果が色として感じられます。（光とは、電磁波の内、色として人間が知覚できる領域の波長を指しています） 太陽光が白色に見えるのは、様々な波長の光が合成されているからです。雨上がりに見られる虹が７色に見えるのは、太陽光が水滴により分解されるためです。赤系の光の波長は長く、青系の光の波長は短いので、大気中のチリにより拡散されやすい青系の色を私たちは空の色として感じ、チリの中を通過しても直進しやすい赤系の色を夕焼け色として感じます。 私たちが、モノに色がついているように感じるのは、そのモノの表面の性質により、反射される光の波長に違いが生じるからです。 色を体系的に把握するため、“色相”“明度”“彩度”という３つの属性で考えます。縦軸に明度、横軸に彩度、経度に彩度をとった３次元形態を、色立体と呼び、このように表現することで、理論的にはあらゆる色を体系的に表現することができます。

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