３つの基本計画 色を検討するためのひとつの方法が、カラーホイールを用いることです。これを使うことは、イメージを広げる手助けになります。ここでは３つの基本的な計画を紹介します。 同一色調の計画 単一の色相の中で、様々な色彩を用いれば、落ち着いたシンプルなイメージになります。例えば、オレンジ色、茶色、クリーム色という組み合わせは、色相的にはYRになりますので、まとまったイメージをつくることができます。また、モノクロの中で１カ所だけ色彩を入れる方法もあります。 この計画は、“CALM（落ち着いた）”ムードを出したい場合（例えばベッドルームやリビング、勉強部屋）に、最もお勧めできる方法です。 類似色調の計画 互いに隣接した色相の色を使う計画です。色は調和しながらも適度な変化があり、活気が生まれます。 例として、うすいオレンジ系の壁に赤いソファの組合せや、木部のこげ茶色と黄色い壁の組合せをあげることができます。 色のハーモニーを楽しみながら考えてみてください。 補色色調の計画 色相環の180度反対側にある色調は“補色”関係と呼ばれます。 最も強い色彩の組合せになりますから、元気のあるイメージをつくることができます。彩度と明度を調整することで、スペースに強い印象や楽しい雰囲気をつくることができます。 カラーデッキ648は、ムード毎に色相環の順番でカラーシートが並んでいます。円状に広げるとひとつの色相環が生まれます。色彩計画のお役に立ててもらえればと思います。

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